鳥取砂丘周辺を観光するなら、砂丘だけを見て帰るのではなく、徒歩圏や車で20分ほどの場所にある観光スポットまで組み合わせるのがおすすめです。
砂像の迫力を楽しめる美術館や家族で遊べる施設、日本海の絶景が広がる海岸などがあり、半日から1日まで予定に合わせてコースを作れます。
特に鳥取砂丘の周辺には、砂丘の成り立ちを学べる施設や景色を上から眺められるリフトなど、砂丘観光そのものを充実させるスポットが集まっています。
少し足を延ばせば浦富海岸や鳥取城跡にも立ち寄れるため、自然、歴史、子どもの遊び場まで幅広く楽しめます。
ここでは鳥取砂丘周辺のおすすめ観光スポットから、半日・1日のモデルコース、移動方法まで詳しく紹介します。
鳥取砂丘周辺の観光スポット8選
鳥取砂丘周辺の観光では、砂丘そのものに加えて徒歩圏の施設と車で移動しやすいスポットを組み合わせると満足度が高くなります。
砂丘周辺だけで2〜3時間ほど過ごすこともできますが、時間に余裕があるなら日本海側や鳥取市中心部まで行動範囲を広げてみましょう。
初めて鳥取を訪れる人が優先したい8か所を紹介します。
鳥取砂丘
鳥取砂丘周辺を観光するなら、最初に訪れたいのが鳥取を代表する景勝地である鳥取砂丘です。
広大な砂地を歩いて「馬の背」と呼ばれる高台まで進むと、その向こうに日本海が広がるダイナミックな風景を楽しめます。
入口周辺を見るだけなら短時間でも楽しめますが、馬の背まで往復するなら移動や写真撮影を含めて1時間前後を見ておくと余裕があります。
夏は砂の表面温度が高くなりやすいため、暑い時期は午前中や夕方を選び、水分を十分に準備するのがおすすめです。
| 名称 | 鳥取砂丘 |
|---|---|
| 特徴 | 広大な砂丘と日本海の絶景 |
| 向いている人 | 初めて鳥取を訪れる人 |
| 料金目安 | 入場無料 |
| 注意点 | 夏の暑さと歩きやすい靴に注意 |
| 住所 | 鳥取県鳥取市福部町湯山 |
鳥取砂丘 砂の美術館
鳥取砂丘とセットで訪れやすい代表的な施設が、砂で作った巨大な彫刻作品を展示する鳥取砂丘 砂の美術館です。
毎回テーマを変えながら大規模な砂像を展示しており、細部まで作り込まれた作品は、砂だけで作られているとは思えないほど迫力があります。
屋内展示が中心なので、雨の日や真夏の暑い時間帯にも組み込みやすいのがメリットです。
展示替えに伴う休館期間があるため、訪問する時期の開催状況は鳥取砂丘 砂の美術館公式サイトで確認しておきましょう。
| 名称 | 鳥取砂丘 砂の美術館 |
|---|---|
| 特徴 | 巨大な砂像を展示する美術館 |
| 向いている人 | アートや写真撮影が好きな人 |
| 料金目安 | 一般800円程度 |
| 注意点 | 展示替えによる休館期間あり |
| 住所 | 鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17 |
鳥取砂丘リフト
歩くだけではない砂丘観光を楽しみたいなら、砂丘センター見晴らしの丘から砂丘入口付近を結ぶ鳥取砂丘リフトも候補になります。
片道約5分の空中散歩を楽しめ、砂丘へ向かう途中から周囲の景色を眺められるのが魅力です。
砂丘センター側にはレストランや土産店もあるため、食事と砂丘観光を組み合わせたい場合にも利用しやすくなっています。
天候や機械整備などによって運行状況が変わることがあるので、利用当日は砂丘センター公式案内で確認すると安心です。
| 名称 | 鳥取砂丘リフト |
|---|---|
| 特徴 | 砂丘入口まで約5分の空中散歩 |
| 向いている人 | 景色や乗り物を楽しみたい人 |
| 料金目安 | 大人往復500円程度 |
| 注意点 | 天候などで運行変更の場合あり |
| 住所 | 鳥取県鳥取市福部町湯山2083 |
鳥取砂丘ビジターセンター
砂丘を歩く前に立ち寄っておきたいのが、鳥取砂丘入口付近にある鳥取砂丘ビジターセンターです。
砂丘がどのように形成されたのか、どのような植物や生き物が暮らしているのかを展示や映像で学べるため、先に訪れると実際の砂丘を見る視点が変わります。
観光案内にも対応しているため、当日の天候やおすすめの歩き方について知りたい場合にも便利です。
入館無料なので、鳥取砂丘周辺の観光時間に余裕があれば気軽に立ち寄れます。
| 名称 | 鳥取砂丘ビジターセンター |
|---|---|
| 特徴 | 砂丘の自然や成り立ちを学べる |
| 向いている人 | 砂丘を深く知りたい人 |
| 料金目安 | 入館無料 |
| 注意点 | 休館日を事前確認 |
| 住所 | 鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971 |
アイエム電子鳥取砂丘こどもの国
子連れで鳥取砂丘周辺を観光するなら、アイエム電子鳥取砂丘こどもの国を組み合わせると1日の予定を作りやすくなります。
大型遊具や乗り物、工作などを楽しめる施設で、砂丘を見るだけでは子どもが物足りない場合にも向いています。
芝生広場や休憩場所もあり、砂丘観光で歩いた後に家族でのんびり過ごす使い方もできます。
乗り物や一部の体験には入園料とは別に料金が必要になるため、利用したい施設がある場合は公式サイトで確認しておきましょう。
| 名称 | アイエム電子鳥取砂丘こどもの国 |
|---|---|
| 特徴 | 遊具や工作を楽しめる大型施設 |
| 向いている人 | 小さな子ども連れの家族 |
| 料金目安 | 大人・高校生500円程度 |
| 注意点 | 一部遊具や体験は別料金 |
| 住所 | 鳥取県鳥取市浜坂1157-1 |
浦富海岸
鳥取砂丘からさらに自然景観を楽しみたい人には、岩美町方面にある浦富海岸がおすすめです。
透明度の高い海と岩礁、洞門などが連続する美しい海岸で、鳥取砂丘とは異なる山陰海岸の景観を楽しめます。
海岸沿いを眺めるだけでも楽しめますが、時期が合えば遊覧船や海上アクティビティを組み合わせると海岸美をより実感できます。
鳥取砂丘から車で移動しやすいため、レンタカーで1日観光する場合には特に相性のよいスポットです。
| 名称 | 浦富海岸 |
|---|---|
| 特徴 | 岩礁と透明度の高い日本海 |
| 向いている人 | 絶景やドライブが好きな人 |
| 料金目安 | 海岸散策は無料 |
| 注意点 | 遊覧船などは天候の影響あり |
| 住所 | 鳥取県岩美郡岩美町浦富周辺 |
山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館
浦富海岸まで足を延ばすなら、一緒に訪れたいのが山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館です。
山陰海岸の地形や地質、生き物などを資料や映像で紹介しており、実際の海岸を見る前後に立ち寄ることで景色の成り立ちを理解しやすくなります。
鳥取県の案内では鳥取砂丘から車で約15分とされており、砂丘と浦富海岸を結ぶルートに組み込みやすい立地です。
雨天時にも利用しやすいため、屋外中心の観光プランの予備候補として覚えておくと便利です。
| 名称 | 山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館 |
|---|---|
| 特徴 | 山陰海岸の自然を資料や映像で学べる |
| 向いている人 | 自然や地学に興味がある人 |
| 料金目安 | 常設展示は無料で利用可能 |
| 注意点 | 開館日を事前確認 |
| 住所 | 鳥取県岩美郡岩美町牧谷1794-4 |
鳥取城跡・久松公園
自然だけでなく歴史も楽しみたい場合には、鳥取市中心部にある鳥取城跡・久松公園まで足を延ばしてみましょう。
鳥取城は戦国時代に羽柴秀吉による兵糧攻めが行われたことで知られ、現在は石垣などを見ながら城跡を散策できます。
久松山のふもとには復元された大手門などもあり、砂丘とはまったく異なる鳥取の歴史に触れられるのが魅力です。
山上ノ丸まで登る場合は本格的な山歩きになるため、時間や体力に応じて麓だけを散策するプランでも十分楽しめます。
| 名称 | 鳥取城跡・久松公園 |
|---|---|
| 特徴 | 石垣が残る歴史ある城跡 |
| 向いている人 | 歴史や城巡りが好きな人 |
| 料金目安 | 散策無料 |
| 注意点 | 山頂方面は歩きやすい靴が必要 |
| 住所 | 鳥取県鳥取市東町2丁目周辺 |
鳥取砂丘周辺を半日で回るなら近場に絞ろう
鳥取砂丘周辺の観光に使える時間が半日程度なら、移動時間の長いスポットまで欲張らず、砂丘周辺に集中したほうが充実した時間を過ごせます。
鳥取砂丘、ビジターセンター、砂の美術館はいずれも近いため、初めて訪れる人でも組み合わせやすい王道ルートです。
食事や買い物まで含める場合は3〜4時間程度を確保しておくと余裕があります。
午前から回る
午前中から観光を始められるなら、最初に鳥取砂丘を歩くプランがおすすめです。
特に夏は昼に近づくほど暑くなりやすいため、屋外の砂丘を先に回り、午後に屋内施設へ移動すると体力を消耗しにくくなります。
半日の基本的な順番は次のようにすると移動が少なくなります。
- 鳥取砂丘ビジターセンター
- 鳥取砂丘散策
- 砂丘周辺で昼食
- 鳥取砂丘 砂の美術館
午後から回る
鳥取駅へ昼ごろ到着する場合でも、鳥取砂丘周辺だけに絞れば十分観光できます。
砂の美術館の閉館時刻があるため、到着が遅い日は砂丘より先に美術館を訪れる方法もあります。
日没時刻に合わせて最後に砂丘へ移動すると、昼間とは違った柔らかな光の風景を楽しめることもあります。
| 時間帯 | 観光内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| 13:00ごろ | 砂の美術館 | 約60分 |
| 14:15ごろ | ビジターセンター | 約30分 |
| 15:00ごろ | 鳥取砂丘 | 約60〜90分 |
| 夕方 | 土産・カフェ | 約30分 |
子連れで回る
子どもと一緒なら、砂丘を長時間歩くことを前提にせず、鳥取砂丘こどもの国を中心に時間を配分すると過ごしやすくなります。
砂丘では入口周辺の景色を見るだけにして、子どもの体力が残っていれば馬の背方面へ進む方法でも問題ありません。
真夏は砂丘に長時間滞在せず、屋内や日陰で休憩する時間を意識的に作ることが重要です。
鳥取砂丘周辺を1日観光するモデルコース
丸1日使える場合は、鳥取砂丘周辺に加えて浦富海岸または鳥取市中心部を組み合わせると、旅行全体に変化が生まれます。
自然を優先するなら東側の浦富海岸方面、歴史や街歩きを楽しむなら鳥取駅や鳥取城跡方面へ向かうのがおすすめです。
どちらも詰め込みすぎず、砂丘周辺に3時間前後を確保しておくと慌ただしくなりません。
絶景を中心にする
鳥取らしい雄大な自然をできるだけ多く見たい人には、鳥取砂丘から浦富海岸へ移動するコースが向いています。
同じ日本海沿岸でも、広大な砂の風景と複雑な岩礁海岸では印象が大きく異なります。
おすすめの流れは次の通りです。
- 鳥取砂丘ビジターセンター
- 鳥取砂丘
- 砂の美術館
- 海と大地の自然館
- 浦富海岸
市街地まで巡る
鳥取の歴史や街の雰囲気にも触れたいなら、午後から鳥取市中心部へ移動するプランがあります。
鳥取砂丘から鳥取城跡方面へ移動すれば、午前は自然、午後は歴史という変化のある観光ができます。
JR鳥取駅周辺で夕食を取る予定なら、そのまま市街地で旅を終えられる点も便利です。
| 時間 | 場所 | 内容 |
|---|---|---|
| 9:00 | 鳥取砂丘 | 砂丘散策 |
| 11:00 | 砂丘周辺 | 昼食・買い物 |
| 12:00 | 砂の美術館 | 砂像鑑賞 |
| 14:00 | 鳥取城跡 | 城跡散策 |
| 16:00 | 鳥取駅周辺 | 街歩き・土産 |
子どもを優先する
家族旅行では、大人向けの観光施設を連続させるより、砂丘とこどもの国を組み合わせたほうが子どもも楽しみやすくなります。
午前中に砂丘を散策した後、昼食を挟んでこどもの国へ移動すれば、午後は遊具や体験を中心に過ごせます。
天候が悪い場合は砂の美術館やビジターセンターの滞在時間を長くするなど、当日の状況に応じて柔軟に変更しましょう。
鳥取砂丘周辺の移動は車があると便利
鳥取砂丘と徒歩圏の施設だけを見るなら公共交通機関でも観光できますが、浦富海岸などまで巡るなら車が圧倒的に便利です。
一方で鳥取駅から砂丘へ向かう路線バスもあるため、車を運転しない旅行でも主要スポットを見ることはできます。
旅行人数や行きたい場所に応じて交通手段を決めましょう。
車で巡る
鳥取砂丘周辺を効率よく観光したい場合、レンタカーや自家用車は自由度の高い交通手段です。
特に浦富海岸や岩美町方面まで回る場合、バスの時刻を気にせず移動できるメリットがあります。
車が便利になる主なケースは次の通りです。
- 浦富海岸へ行く
- 家族やグループで旅行する
- 荷物が多い
- 短時間で複数スポットを巡る
- 鳥取市街地にも立ち寄る
バスで巡る
JR鳥取駅から鳥取砂丘までは路線バスを利用できるため、鉄道旅行でも砂丘観光は可能です。
鳥取砂丘や砂の美術館付近まで約20分前後でアクセスできる便があり、主要施設だけなら車がなくても困りにくくなっています。
土日祝には観光周遊バスが利用できる場合もありますが、曜日や運行時期によって条件が変わるため、最新の時刻表を確認しましょう。
| 交通手段 | 向いている旅行 | 特徴 |
|---|---|---|
| 自家用車 | 複数人 | 自由度が高い |
| レンタカー | 県外旅行 | 浦富海岸にも便利 |
| 路線バス | 砂丘中心 | 鳥取駅から利用可能 |
| 観光周遊バス | 休日観光 | 主要観光地を結ぶ |
| タクシー | 短時間旅行 | 乗り換え不要 |
徒歩圏をまとめる
鳥取砂丘に到着してからは、毎回車を動かすより徒歩で施設をまとめて巡ったほうがスムーズな場合があります。
鳥取砂丘入口、ビジターセンター、周辺の飲食店や土産店は近いため、車を駐車したまま観光できます。
砂の美術館も砂丘と組み合わせやすい場所にあり、リフトを利用する場合は砂丘センターを拠点にする方法もあります。
鳥取砂丘周辺を観光するときの準備
鳥取砂丘は一般的な観光施設とは異なり、屋外の広大な砂地を歩く場所なので、季節に応じた準備が必要です。
特に夏の暑さ、冬の寒さ、砂の入り込みやすさは事前に知っておくと快適さが大きく変わります。
天候によって観光プランを変更できるよう、屋内施設も候補に入れておきましょう。
歩きやすい服装
鳥取砂丘では舗装されていない砂地を歩くため、長時間歩いても疲れにくい服装を選びましょう。
履物の中に砂が入る可能性が高いため、汚れて困る靴は避けたほうが安心です。
砂丘観光で準備しておきたいものは次の通りです。
- 歩きやすい靴
- 飲み物
- 帽子
- タオル
- 日焼け止め
- 季節に応じた防寒着
季節を考える
春や秋は比較的歩きやすく、鳥取砂丘をじっくり散策したい人に向いています。
夏は青空と砂丘のコントラストが美しい一方、日差しが強く、砂の表面も非常に熱くなることがあります。
冬は日本海側らしい寒さや積雪が見られることもあり、雪化粧した砂丘という別の風景に出会える可能性があります。
| 季節 | 魅力 | 注意点 |
|---|---|---|
| 春 | 歩きやすい | 風の強い日に注意 |
| 夏 | 青空と砂丘 | 暑さと日差し |
| 秋 | 快適に散策 | 夕方は冷えやすい |
| 冬 | 雪景色の可能性 | 寒さと積雪 |
所要時間を確保する
鳥取砂丘は入口から景色を見るだけなら短時間でも観光できますが、せっかく訪れるなら少なくとも1時間程度は確保したいところです。
馬の背まで歩き、日本海を眺めて写真を撮りながら戻る場合は1時間から1時間半程度を想定すると余裕があります。
さらに砂の美術館や食事を組み合わせるなら、砂丘エリア全体で3時間程度を見ておくと慌ただしくなりにくいでしょう。
鳥取砂丘周辺は半日でも1日でも楽しめる
鳥取砂丘周辺の観光では、まず鳥取砂丘を中心に砂の美術館やビジターセンターを組み合わせるのが王道です。
半日しかない場合は砂丘周辺の徒歩圏に絞り、時間に余裕がある場合は浦富海岸や山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館、鳥取城跡まで足を延ばすと旅の内容が充実します。
子連れならアイエム電子鳥取砂丘こどもの国を組み込み、景色重視なら浦富海岸へ向かうなど、旅行の目的に合わせて訪問先を選ぶのがおすすめです。
また、砂丘は季節や天候によって印象が大きく変わるため、屋内施設を予備候補にしておけば雨や暑さにも対応できます。
移動範囲を広げるなら車、鳥取砂丘を中心に楽しむならバスというように交通手段を選び、無理のないスケジュールで鳥取ならではの景色を満喫しましょう。
