鳥取観光と聞くと鳥取砂丘や大山、水木しげるロードなどを思い浮かべる人が多いですが、県内には混雑を避けながら自然や歴史をじっくり楽しめる穴場も数多くあります。
海岸に響く不思議な石の音、森の奥を流れる清流、竹林の中に残る廃線跡など、有名観光地とは少し違った鳥取らしい風景に出会えるのが魅力です。
鳥取県は東西に長いため、旅行するエリアを決めて周辺の穴場を組み合わせれば、移動時間を抑えながら充実した観光ができます。
定番スポットだけでは物足りない人や、写真映えする場所を静かに散策したい人は、これから紹介するスポットを旅程に加えてみてください。
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鳥取観光の穴場スポット8選
鳥取観光で穴場を探しているなら、有名観光地の周辺や山間部まで少し足を延ばしてみるのがおすすめです。
県内には、自然そのものを楽しめる滝や渓流から、歴史を感じられる集落や廃線跡まで、個性の異なるスポットがあります。
ここでは鳥取県の東部・中部・西部から、特に旅行プランへ取り入れやすい8か所を紹介します。
雨滝
雨滝は鳥取市国府町にある落差約40mの滝で、日本の滝百選にも選ばれている迫力のある景勝地です。
滝の周囲には豊かな原生林が残り、豪快に落ちる水の音と森の空気を感じながら散策できるため、鳥取砂丘とはまったく違う自然景観を楽しめます。
新緑から紅葉まで季節によって周囲の雰囲気が変わるので、自然写真を撮りたい人にも向いています。
鳥取駅から車で約40分と市街地から少し離れていることもあり、砂丘周辺の観光地と比べて落ち着いた時間を過ごしやすい場所です。
| 名称 | 雨滝 |
|---|---|
| 特徴 | 落差約40mの迫力ある滝 |
| 向いている人 | 自然散策や滝が好きな人 |
| 料金目安 | 見学無料 |
| 注意点 | 雨天時や冬季は足元に注意 |
| 住所 | 鳥取県鳥取市国府町雨滝 |
多鯰ヶ池
多鯰ヶ池は鳥取砂丘のすぐ近くにありながら、砂丘だけを見て帰る観光客には見落とされやすい穴場です。
砂丘によってせき止められてできた池で、山陰海岸ジオパークの鳥取砂丘エリアを構成する自然スポットの一つでもあります。
観光客が集中する砂丘中心部から少し移動するだけで水辺の静かな景色に変わるため、人混みから離れて一息つきたいときにも便利です。
蛇にまつわる伝説も残されており、単なる景勝地としてだけでなく地域の伝承に触れられる点も魅力があります。
| 名称 | 多鯰ヶ池 |
|---|---|
| 特徴 | 鳥取砂丘近くの静かな湖沼 |
| 向いている人 | 砂丘周辺で穴場を探す人 |
| 料金目安 | 見学無料 |
| 注意点 | 湖畔散策は歩きやすい靴がおすすめ |
| 住所 | 鳥取県鳥取市浜坂 |
魚見台
魚見台は鳥取市気高町の海岸沿いに位置し、日本海を高台から眺められる展望スポットです。
天候と視界に恵まれれば浜村海岸だけでなく、鳥取砂丘方面や因幡・但馬の山々まで見渡せる開放的な景色を楽しめます。
かつてイワシの群れを見つけた漁師が高台から漁船へ指示を出したことが名前の由来とされ、鳥取の海沿いの暮らしを感じられる場所でもあります。
国道9号を利用したドライブ途中に立ち寄りやすいため、鳥取市から中部方面へ移動する旅行にも組み込みやすいでしょう。
| 名称 | 魚見台 |
|---|---|
| 特徴 | 日本海を望む高台の展望地 |
| 向いている人 | 海景色やドライブが好きな人 |
| 料金目安 | 見学無料 |
| 注意点 | 眺望は天候に左右される |
| 住所 | 鳥取県鳥取市気高町八束水 |
板井原集落
板井原集落は智頭町の山間に残る集落で、昭和30年代ごろの山村の風景を感じられる場所です。
木造家屋や山に囲まれた細い道などがつくる素朴な景観は、華やかな観光施設とは異なる魅力があります。
鳥取県伝統的建造物群保存地区にも選定されており、昔ながらの生活文化や山村の歴史に興味がある人には特におすすめです。
智頭宿とあわせて巡れば、鳥取の歴史的な町並みと山村集落という異なる景観を一度の旅行で楽しめます。
| 名称 | 板井原集落 |
|---|---|
| 特徴 | 昔の山村風景が残る集落 |
| 向いている人 | 古民家やレトロな町並みが好きな人 |
| 料金目安 | 集落散策は無料 |
| 注意点 | 生活地域なので静かに見学する |
| 住所 | 鳥取県八頭郡智頭町市瀬板井原 |
鳴り石の浜
鳴り石の浜は琴浦町赤碕にある自然海岸で、波が寄せるたびに丸い石同士がぶつかり、カラコロと独特の音を響かせます。
海そのものを見るだけではなく音まで楽しめるため、鳥取県内の海岸でも特に個性的なスポットです。
石がよく鳴ることから「良くなる」にかけた縁起の良い場所としても知られており、旅の途中で立ち寄る小さな目的地として楽しめます。
一般的な砂浜とは足元が大きく異なるため、ヒールなどは避けて歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。
| 名称 | 鳴り石の浜 |
|---|---|
| 特徴 | 波で石が鳴る珍しい自然海岸 |
| 向いている人 | 珍しい景色や自然現象が好きな人 |
| 料金目安 | 見学無料 |
| 注意点 | 石の海岸なので足元に注意 |
| 住所 | 鳥取県東伯郡琴浦町赤碕1929-1 |
旧国鉄倉吉線廃線跡
旧国鉄倉吉線廃線跡は、1985年に廃止された倉吉線の線路やホームなどが残されている鉄道遺構です。
特に関金町の泰久寺駅跡周辺では、竹林の中へまっすぐ延びる線路が幻想的な景観をつくり、鉄道ファンでなくても写真を撮りたくなる雰囲気があります。
一部エリアでは廃線跡を実際に歩くことができ、地域の産業や交通を支えた鉄道の歴史を身近に感じられます。
山守トンネルなど通常立ち入りできない場所を見学する場合には専用ツアーなどへの参加が必要になるため、訪問前に公開範囲を確認しましょう。
| 名称 | 旧国鉄倉吉線廃線跡 |
|---|---|
| 特徴 | 竹林に残る線路と鉄道遺構 |
| 向いている人 | 写真撮影や鉄道遺構が好きな人 |
| 料金目安 | 自由見学エリアは無料、ツアーは別途料金 |
| 注意点 | 立入可能範囲を事前に確認する |
| 住所 | 鳥取県倉吉市関金町泰久寺周辺 |
東大山大橋
東大山大橋は倉吉市関金町から大山方面へ向かう大山環状道路にあり、深い渓谷と山々を一望できるドライブスポットです。
橋は長さ約170m、高さ約45mで、周囲には大きな建物が少ないため、大山周辺ならではの雄大な景観を感じられます。
特に新緑や紅葉の季節は山の色彩が鮮やかになり、車で鳥取県内を周遊するなら立ち寄る価値があります。
目的地として長時間滞在する場所というより、関金温泉や奥大山方面への移動と組み合わせると便利な穴場です。
| 名称 | 東大山大橋 |
|---|---|
| 特徴 | 渓谷を見渡せる山岳ドライブスポット |
| 向いている人 | 絶景ドライブを楽しみたい人 |
| 料金目安 | 見学無料 |
| 注意点 | 積雪期は道路状況を確認する |
| 住所 | 鳥取県倉吉市関金町野添 |
木谷沢渓流
木谷沢渓流は江府町の奥大山エリアにある渓流で、ブナやミズナラなどの木々に囲まれた美しい水辺を散策できます。
透明感のある水と苔むした岩、深い森がつくる景観は非常に落ち着いており、にぎやかな観光施設から離れて自然そのものを楽しみたい人に適しています。
周辺ではガイド付き散策も行われており、植物や鳥、生き物などについて教えてもらいながら奥大山の自然に触れることもできます。
雨の後などは足元が滑りやすくなるため、歩きやすく滑りにくい靴を用意すると安心です。
| 名称 | 木谷沢渓流 |
|---|---|
| 特徴 | ブナ林に囲まれた清流 |
| 向いている人 | 森林浴や自然写真を楽しみたい人 |
| 料金目安 | 散策無料、ガイド利用は別途料金 |
| 注意点 | 濡れた岩や遊歩道の足元に注意 |
| 住所 | 鳥取県日野郡江府町御机周辺 |
鳥取東部なら静かな自然風景を狙いたい
鳥取県東部には鳥取砂丘や浦富海岸という全国的に有名な観光地がありますが、その周辺にも比較的落ち着いて過ごせる場所があります。
特に雨滝、多鯰ヶ池、魚見台は自然を楽しめる穴場として組み合わせやすく、レンタカーでの旅行なら効率良く周遊できます。
砂丘だけを目的地にするのではなく、山や湖、海岸沿いへ少し移動するだけで旅行の印象は大きく変わります。
砂丘周辺
鳥取砂丘を訪れるなら、多鯰ヶ池まで足を延ばすと同じエリアで異なる風景を楽しめます。
砂丘が開放感のある景観なのに対し、多鯰ヶ池は水辺と緑に囲まれた静かな雰囲気なので、観光に変化を付けやすいのがメリットです。
砂丘周辺で時間に余裕がある場合は、次のような順番を意識すると動きやすくなります。
- 鳥取砂丘を散策する
- 多鯰ヶ池へ移動する
- 海岸方面へドライブする
- 夕方に市街地へ戻る
山間部
自然を中心に観光したい場合は、鳥取市中心部から国府町方面へ向かって雨滝を訪れるルートがおすすめです。
山間部へ入るほど飲食店やコンビニの数は少なくなるため、市街地で飲み物などを準備してから向かうと安心です。
季節によって道路環境も変わるため、特に晩秋から冬に訪れる場合は天候や道路状況を確認してください。
| 季節 | 楽しみ方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 春 | 新緑前の静かな散策 | 朝晩の冷え込み |
| 夏 | 滝周辺で涼を感じる | 虫除けや水分補給 |
| 秋 | 紅葉を楽しむ | 日没時間 |
| 冬 | 雪景色 | 積雪や凍結 |
海岸ドライブ
鳥取市から国道9号を西へ移動するなら、魚見台を途中の休憩スポットとして利用できます。
高台から日本海を眺められるため、晴れた日には目的地へ向かう移動そのものを観光に変えられるのが魅力です。
そのまま中部方面へ進めば、東郷湖や倉吉などへつなげることができ、鳥取県を横断する旅行にも向いています。
鳥取中部はレトロな穴場を巡りやすい
倉吉や琴浦を含む鳥取県中部には、昔の交通や地域文化を感じられる個性的な観光スポットがあります。
旧国鉄倉吉線廃線跡や鳴り石の浜は、それぞれまったく異なる魅力がありますが、車なら同じ日の観光プランに組み込むことも可能です。
有名観光地を次々に巡る旅行とは違い、一つ一つの風景をじっくり楽しみたい人に向いているエリアです。
廃線跡
旧国鉄倉吉線廃線跡は、鳥取観光の中でも独特の写真を撮りたい人におすすめです。
竹林の間を線路がまっすぐ伸びる風景は現在の鉄道路線ではなかなか見られず、時間が止まったような雰囲気があります。
見学するときは鉄道遺構を傷つけたり、公開範囲外へ立ち入ったりしないことが大切です。
- 泰久寺駅跡周辺を歩く
- 竹林の線路を撮影する
- 関金温泉へ立ち寄る
- 倉吉市街へ移動する
海岸
海沿いでは鳴り石の浜が個性的で、普通の海水浴場とは違った鳥取の自然を体験できます。
波の強さによって石の鳴り方も変わるので、景色を見るだけではない楽しさがあります。
琴浦町を通って鳥取県を東西に移動するなら、短時間の立ち寄り先として旅程へ入れやすい場所です。
| スポット | 主な魅力 | 滞在スタイル |
|---|---|---|
| 旧国鉄倉吉線廃線跡 | 竹林と線路 | 散策・撮影 |
| 鳴り石の浜 | 石が鳴る海岸 | 海岸散策 |
| 東大山大橋 | 山岳風景 | ドライブ |
| 倉吉市街 | 歴史的町並み | 町歩き |
ドライブ
鳥取県中部の穴場を効率的に巡るなら、公共交通機関より車のほうが旅程を組みやすい傾向があります。
海側には鳴り石の浜があり、山側には旧国鉄倉吉線廃線跡や東大山大橋があるため、一日で海と山の両方を楽しめます。
ただし山間部では市街地ほどガソリンスタンドや店舗が多くないので、長距離を走る場合は早めに給油しておきましょう。
鳥取の穴場観光は移動方法で満足度が変わる
鳥取県は東西約120kmに延びているため、気になる穴場をすべて一日で回ろうとすると移動時間が長くなります。
旅行では東部・中部・西部のどこを中心にするかを決め、近いスポットをまとめて巡るのが効率的です。
特に山間部や海岸沿いの穴場は公共交通機関だけではアクセスしにくい場所もあるため、レンタカーを利用できるかどうかで選択肢が大きく変わります。
エリア選び
1泊2日程度の旅行なら、県内すべてを網羅するよりも一つか二つのエリアへ絞ったほうが観光時間を確保できます。
鳥取砂丘を中心にするなら東部、大山や米子周辺が目的なら西部、倉吉や三朝周辺へ泊まるなら中部の穴場を組み合わせる方法が合理的です。
目的別に整理すると、次のように選びやすくなります。
- 滝を見たいなら雨滝
- 静かな湖なら多鯰ヶ池
- レトロ風景なら板井原集落
- 廃線なら旧国鉄倉吉線廃線跡
- 珍しい海岸なら鳴り石の浜
- 森林浴なら木谷沢渓流
交通手段
鳥取駅、倉吉駅、米子駅など主要駅周辺の観光だけなら公共交通機関でも移動できますが、山間部の穴場まで含めるなら車が便利です。
レンタカーなら立ち寄り時間を自由に変えられるため、天候に合わせて展望スポットと屋内観光を入れ替えることもできます。
一方で雪の時期には山間部の道路状況が大きく変わるので、冬季は無理に穴場へ向かわずアクセスしやすい場所を選びましょう。
| 移動方法 | 向いている旅行 | 注意点 |
|---|---|---|
| レンタカー | 県内周遊 | 冬季の道路状況 |
| 鉄道 | 主要都市間の移動 | 駅からの二次交通 |
| 路線バス | 市街地周辺 | 運行本数 |
| タクシー | 短距離の移動 | 料金と配車状況 |
時間配分
穴場観光では移動時間だけでなく、散策に必要な時間も余裕を持って設定することが大切です。
雨滝や木谷沢渓流のような自然スポットは駐車場へ着いて終わりではなく、歩いて景色を楽しむ時間が必要になります。
写真撮影が目的なら予定より長く滞在することもあるため、一日に詰め込む目的地を少なくすると落ち着いた旅行になります。
鳥取の穴場は季節に合わせて選ぶと楽しみやすい
鳥取の穴場観光は一年中楽しめますが、自然スポットが多いため季節によって景観や歩きやすさが変化します。
春と秋は散策しやすく、夏は渓流や滝、冬は雪景色など、その時期ならではの魅力があります。
同じ場所でも訪問時期によって印象が変わるため、旅行日程が決まったら季節に合う場所を選びましょう。
春
春は気温が上がって屋外を歩きやすくなり、穴場観光に向いている季節です。
山間部では新緑が少しずつ広がり、海岸沿いでは冬とは違った穏やかな景色を楽しめます。
春に組み込みやすい場所は次の通りです。
- 旧国鉄倉吉線廃線跡
- 板井原集落
- 魚見台
- 多鯰ヶ池
夏
夏の鳥取観光では砂丘周辺が暑くなりやすいため、渓流や滝などの自然スポットを組み合わせるのもおすすめです。
雨滝や木谷沢渓流では水辺と森林の景観を楽しめるため、夏らしい旅行写真を撮りたい人にも向いています。
ただし屋外を長時間歩く場合は水分を十分に持ち、虫除けや帽子なども準備してください。
| 季節 | おすすめの景観 | 主な候補 |
|---|---|---|
| 春 | 新緑・散策 | 廃線跡・板井原 |
| 夏 | 滝・渓流 | 雨滝・木谷沢渓流 |
| 秋 | 紅葉 | 東大山大橋・雨滝 |
| 冬 | 雪景色 | 奥大山周辺 |
秋
秋は鳥取県の山間部にある穴場を巡るのに特に魅力的な季節です。
東大山大橋では周囲の山々が色づき、雨滝や板井原集落でも秋らしい風景に出会えます。
一方で山では市街地より日没が早く感じられるため、散策を伴う場所は明るいうちに訪れる計画がおすすめです。
鳥取観光は穴場を加えると旅の景色が広がる
鳥取観光の魅力は鳥取砂丘や大山といった有名スポットだけではありません。
雨滝や木谷沢渓流では豊かな自然を感じられ、多鯰ヶ池や魚見台では静かな水辺や日本海の景色を楽しめます。
板井原集落や旧国鉄倉吉線廃線跡を訪れれば、自然だけでなく昔ながらの集落や鉄道の歴史にも触れられます。
中部を旅行するなら鳴り石の浜や東大山大橋を組み合わせることで、一日の中で日本海から山岳風景まで大きく異なる景色を楽しめます。
すべての穴場を一度に巡ろうとせず、東部・中部・西部から旅の目的に合う場所を選び、定番観光地の間に一つか二つ加えるのが無理のない回り方です。
営業時間や道路状況、立入可能な範囲などは季節や天候によって変わる可能性があるため、出発前には各自治体や観光協会などの最新情報を確認しておきましょう。
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