境港で蟹を食べるなら、冬の松葉がにだけでなく、地元で「紅がに」と呼ばれるベニズワイガニにも注目したいところです。
境漁港はベニズワイガニの一大産地であり、食事処から市場まで蟹を楽しめるスポットが数多くあります。
ただし、松葉がにとベニズワイガニでは漁期や価格帯が大きく異なるため、旅行時期に合わせて店とメニューを選ぶことが大切です。
気軽な蟹丼を食べたい人と、一杯丸ごとの蟹やコース料理をじっくり味わいたい人では、向いている店も変わります。
境港でおすすめの蟹料理店をはじめ、旬の時期、食べ方、市場で購入するときのポイントまで順番に紹介します。
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境港で蟹を味わうおすすめ店8選
境港には、紅ズワイガニを気軽に楽しめる食堂から、松葉がにをコース仕立てで味わえる料理店まで幅広い選択肢があります。
観光の途中で立ち寄りやすい店もあれば、蟹そのものを旅の目的にして予約したい店もあります。
ここでは、蟹料理の特徴や利用シーンが異なる8店を紹介します。
お食事処 海心
お食事処 海心は、境港で水揚げされた魚介を中心に、海鮮丼や定食、蟹料理を提供している店です。
特に注目したいのが、例年ベニズワイガニのシーズンに用意される地物紅ズワイガニの食べ放題です。
公式サイトでは冷凍蟹を使用しない方針が案内されており、境港らしい紅ズワイガニを存分に食べたい人に向いています。
食べ放題など季節限定メニューは仕入れ状況によって提供条件が変わる可能性があるため、目的が決まっている場合は事前予約がおすすめです。
| 名称 | お食事処 海心 |
|---|---|
| 特徴 | 地物紅ズワイガニや海鮮料理が充実 |
| 向いている人 | 紅ズワイガニをたっぷり食べたい人 |
| 価格帯 | 昼1,500~3,000円程度が目安 |
| 注意点 | 蟹メニューは季節や仕入れで変動 |
| 住所 | 鳥取県境港市福定町1802-23 |
味処 美佐
味処 美佐は昭和36年創業の料理店で、境港の魚介と蟹料理をじっくり味わいたい人に適しています。
松葉がにの時期には刺身や焼き蟹、蟹すきなど、素材を生かした複数の調理法で楽しめるのが魅力です。
気軽な海鮮丼というより、境港旅行の夕食として本格的な蟹料理を落ち着いて食べたい場合に候補になります。
通常は夜営業が中心で、蟹料理は予約が重要になるため、旅行日程が決まった段階で営業日と希望メニューを確認しておくと安心です。
| 名称 | 味処 美佐 |
|---|---|
| 特徴 | 松葉がにを使った本格的な蟹料理 |
| 向いている人 | 蟹を主役にした夕食を楽しみたい人 |
| 価格帯 | 蟹コースは高価格帯が中心 |
| 注意点 | 予約と営業日の事前確認を推奨 |
| 住所 | 鳥取県境港市京町6 |
御食事処 さかゑや
御食事処 さかゑやは、境港で獲れた蟹や地魚を中心に提供する和食店です。
冬には松葉がに、比較的長い期間楽しめる紅ズワイガニなど、旅行時期に応じた蟹料理を選びやすいのが特徴です。
一杯の蟹を味わう料理だけでなく、海鮮と組み合わせたメニューもあるため、同行者全員が蟹だけを目当てにしていない旅行でも利用しやすいでしょう。
松葉がには仕入れによって価格が大きく変化するため、予算を決めている場合は予約時に価格の目安を聞いておくのがおすすめです。
| 名称 | 御食事処 さかゑや |
|---|---|
| 特徴 | 松葉がにと紅ズワイガニを扱う |
| 向いている人 | 蟹と地魚を一緒に楽しみたい人 |
| 価格帯 | 通常料理は手頃で蟹料理は季節変動 |
| 注意点 | 松葉がには時価になる場合あり |
| 住所 | 鳥取県境港市上道町2184-19 |
天然海水いけす 海陽亭 境港店
天然海水いけす 海陽亭 境港店は、境港水産物直売センターの敷地内にある海鮮料理店です。
海鮮丼の種類が豊富で、境港名物の紅ズワイガニを使った丼が登場することもあります。
蟹だけで何万円もするコースではなく、観光ランチとして紅ズワイガニや境港の魚介を楽しみたい人に使いやすい店です。
直売センターで買い物もできるため、食事と海産物のお土産探しを同じエリアで済ませたい旅行者にも便利です。
| 名称 | 天然海水いけす 海陽亭 境港店 |
|---|---|
| 特徴 | 紅がに丼や海鮮丼を楽しめる |
| 向いている人 | 観光ランチで蟹を食べたい人 |
| 価格帯 | 2,000~3,000円前後が中心 |
| 注意点 | 入荷魚介やメニューは日によって変動 |
| 住所 | 鳥取県境港市昭和町9-5 |
かにじまん
かにじまんは、水木しげるロード周辺の観光と組み合わせやすい蟹料理店です。
蟹を使った丼やかにめしなどを選びやすく、散策中のランチで境港らしい料理を食べたい場合に便利です。
高額な蟹コースよりも、蟹を使った一品料理やご飯物を気軽に楽しみたい人との相性が良いでしょう。
観光シーズンには水木しげるロード周辺が混みやすいため、昼食時間を少しずらす方法も検討できます。
| 名称 | かにじまん |
|---|---|
| 特徴 | 蟹を使った丼やかにめし |
| 向いている人 | 水木しげるロード観光中の旅行者 |
| 価格帯 | 1,000~3,000円程度が目安 |
| 注意点 | 繁忙期は混雑に注意 |
| 住所 | 鳥取県境港市本町33 |
魚山亭
魚山亭は、境港で海鮮料理を食べたい人から長く選ばれている食事処の一つです。
旬の魚介を使った料理が中心で、時期によって蟹を含む料理を楽しめるため、地魚も一緒に食べたい旅行者に向いています。
蟹だけに絞った専門店とは利用目的が異なり、家族やグループでそれぞれ好きな海鮮料理を選びたい場合に候補になります。
水揚げや仕入れによって内容が変わるため、蟹を必ず食べたい場合は当日の提供状況を確認してから向かうと確実です。
| 名称 | 魚山亭 |
|---|---|
| 特徴 | 境港の旬魚を使った海鮮料理 |
| 向いている人 | 蟹以外の地魚も味わいたい人 |
| 価格帯 | 1,000~3,000円台からが目安 |
| 注意点 | 蟹の提供は季節と仕入れ次第 |
| 住所 | 鳥取県境港市中野町3297 |
御食事処 弓ヶ浜
御食事処 弓ヶ浜は、大漁市場なかうらで海産物を買う予定がある人に便利な食事処です。
名物として知られる「かにトロ丼」は蟹を使った個性的な丼で、一杯丸ごとの蟹とは違った形で境港らしい味を楽しめます。
同じ施設で松葉がにや海産物、お菓子などのお土産を探せるため、限られた旅行時間を効率良く使える点も魅力です。
本格的な松葉がにコースを目当てにする店とは方向性が異なるため、買い物と気軽なランチをセットで楽しみたい人に適しています。
| 名称 | 御食事処 弓ヶ浜 |
|---|---|
| 特徴 | 名物かにトロ丼を提供 |
| 向いている人 | 市場での買い物と食事をまとめたい人 |
| 価格帯 | ランチ向けの価格帯が中心 |
| 注意点 | 営業時間が比較的短め |
| 住所 | 鳥取県境港市竹内団地209 |
海鮮処 空島
海鮮処 空島は、境港駅や水木しげるロード周辺を中心に観光する人が立ち寄りやすい海鮮料理店です。
旬の魚介を盛り込んだ海鮮料理が中心で、季節の素材として蟹を楽しみながら他の境港グルメも味わいたい人に向いています。
蟹専門店のように年間を通して同じ蟹料理が固定されているわけではないため、蟹を目的に訪れる場合はメニューを確認しましょう。
境港駅周辺で食事を完結させたい旅行では、車を使わず立ち寄れる候補として覚えておくと便利です。
| 名称 | 海鮮処 空島 |
|---|---|
| 特徴 | 旬の魚介を使った海鮮料理 |
| 向いている人 | 境港駅周辺で食事したい人 |
| 価格帯 | 2,000~3,000円程度が目安 |
| 注意点 | 蟹メニューは時期によって変動 |
| 住所 | 鳥取県境港市松ヶ枝町9-3 |
境港の蟹は旅行時期で選ぶ種類が変わる
境港で蟹を楽しむうえで最初に知っておきたいのが、松葉がにとベニズワイガニのシーズンの違いです。
一年中まったく同じ状態の地物蟹が水揚げされるわけではなく、夏には主要な蟹の漁期から外れる時期もあります。
旅行日が決まっているなら、まずその時期に旬を迎える蟹を確認すると店選びが簡単になります。
紅ズワイガニ
境港で年間の長い期間楽しみやすいのが、地元で紅がにとも呼ばれているベニズワイガニです。
鳥取県の公式情報では漁期の目安が9月から翌年6月とされており、秋から春まで幅広い季節の旅行で狙えます。
水分が比較的多く、繊細で甘みを感じやすい身が特徴で、茹で蟹だけでなく丼や汁物などにも使われています。
- 主な時期:9月~翌6月
- 地元での呼称:紅がに
- 特徴:みずみずしく甘みがある
- 料理:茹で蟹・丼・汁物など
- 価格:松葉がにより手頃な傾向
松葉がに
松葉がには山陰地方で水揚げされる成長した雄のズワイガニで、鳥取を代表する冬の高級食材です。
鳥取県では例年11月上旬から3月にかけて漁が行われるため、松葉がにを最大の目的にするなら冬旅行が基本になります。
身の詰まりや上品な旨味を楽しみやすく、刺身、茹で蟹、焼き蟹、蟹すきなど多彩な方法で食べられます。
| 項目 | 松葉がに |
|---|---|
| 種類 | 雄のズワイガニ |
| 主な時期 | 11月~3月 |
| 価格感 | 高価格帯 |
| 特徴 | 身が締まり旨味が濃い |
| おすすめ | 刺身・焼き蟹・蟹すき |
夏の境港
7月や8月はベニズワイガニの休漁期に重なり、松葉がにも漁期外になるため、地物の旬の蟹を最大の目的にした旅行には向きにくい時期です。
ただし、店舗によっては冷凍品や加工した蟹を使った料理を提供していることがあり、夏だから蟹料理が一切食べられないという意味ではありません。
夏は境港の本マグロや白イカなど別の魚介が魅力になる時期でもあるため、蟹だけにこだわらず旬の海鮮を楽しむ選択肢もあります。
地物の紅ズワイガニを重視するなら9月以降、松葉がにを重視するなら11月以降を狙うと旅行の目的と季節を合わせやすくなります。
境港で蟹を食べるなら価格帯をどう考える?
境港なら産地だからどの蟹も格安で食べられると思われがちですが、蟹の種類やサイズ、調理方法によって価格は大きく変わります。
紅ズワイガニを使った丼なら比較的利用しやすい一方、松葉がにを一杯使った料理やフルコースは高額になることがあります。
予算に合わせて料理の形式を変えると、無理なく境港らしい蟹を楽しめます。
予算別の目安
少ない予算で蟹を楽しみたい場合は、紅ズワイガニを使った丼、かにめし、海鮮丼などから探す方法があります。
一方で松葉がにを刺身から焼き蟹、蟹すきまで一通り楽しむ場合は、旅行の食事予算として余裕を持たせておく必要があります。
特に松葉がにはサイズや水揚げ量によって価格差が大きいため、固定価格ではなく時価になることも珍しくありません。
| 予算感 | 狙いやすい食べ方 | おすすめの利用法 |
|---|---|---|
| 低め | かにめし・蟹入り丼 | 観光ランチ |
| 中程度 | 紅ズワイガニ定食 | 蟹中心の昼食 |
| やや高め | 紅ズワイガニ一杯料理 | 満足度重視 |
| 高め | 松葉がに料理 | 冬の旅行 |
| かなり高め | 松葉がにフルコース | 記念日や蟹目的の旅 |
安く楽しむコツ
蟹に使える予算を抑えたいなら、松葉がにだけに限定せず、境港を代表するベニズワイガニを選ぶ方法が有効です。
丸ごと一杯を注文せず、丼や定食として蟹を取り入れるだけでも境港らしさを十分に楽しめます。
市場で買った蟹を宿泊先や自宅で食べる方法もあるため、外食と購入を組み合わせるのもおすすめです。
- 紅ズワイガニを選ぶ
- ランチを利用する
- 蟹丼を選ぶ
- 市場で購入する
- 時価商品は先に価格を聞く
価格だけで判断しない
同じ「蟹料理」という名前でも、使用する蟹の種類、重量、身の量、調理方法によって内容は大きく異なります。
一見高く感じるメニューでも、一杯丸ごとの松葉がにを使用していたり、刺身や焼き蟹など複数の料理が含まれていたりすれば条件は違います。
反対に安い丼は蟹以外の海鮮と組み合わせていることもあるため、蟹の量を重視するならメニュー写真や説明を確認しましょう。
満足度を高めるには価格そのものより、自分が「蟹を少し味わいたいのか」「一杯をしっかり食べたいのか」を決めることが重要です。
境港で蟹を買うなら市場選びが重要
境港では飲食店で食べるだけでなく、鮮魚店や市場で蟹を購入する楽しみもあります。
自宅へのお土産や贈答品として探すなら、複数の商品を比較できる市場型施設が便利です。
価格だけでなく、生か茹でか、持ち帰るのか発送するのかまで考えて選びましょう。
境港水産物直売センター
境港水産物直売センターは、境漁港に近い場所で鮮魚や海産物を探せる代表的なスポットです。
複数の鮮魚店を見ながら商品を比較できるため、その日の水揚げや価格を確認しながら蟹を選びたい人に向いています。
季節によって紅ズワイガニや松葉がにが並ぶことがあり、飲食店とは違った市場らしい雰囲気も楽しめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設 | 境港水産物直売センター |
| 主な目的 | 鮮魚・蟹・海産物の購入 |
| メリット | 複数店舗を比較しやすい |
| 食事 | 周辺に海鮮料理店あり |
| 住所 | 鳥取県境港市昭和町9-5 |
大漁市場なかうら
大漁市場なかうらは、蟹や鮮魚だけでなく山陰のお菓子や加工品までまとめて購入できる大型の土産物施設です。
車で境港周辺を観光する人に利用しやすく、家族や職場など複数の相手へのお土産を一度に探したい場合にも便利です。
松葉がにをはじめとした海産物の販売があり、食事処も併設されているため、買い物とランチを組み合わせられます。
- 蟹を購入できる
- 鮮魚も探せる
- 山陰土産が豊富
- 食事処を併設
- 大型駐車場あり
持ち帰りの注意点
生の蟹を長時間持ち歩く場合は温度管理が必要になるため、旅行最終日に購入するほうが扱いやすくなります。
自宅まで時間がかかる場合は、保冷方法だけでなく店舗から冷蔵便や冷凍便で発送できるか確認しましょう。
茹で蟹でも保存できる期間には限りがあるため、購入時に消費期限と適切な保存方法を聞いておくことが重要です。
観光初日に勢いで購入するより、帰宅時間から逆算して受け取り方法を決めるほうが安心して買い物できます。
境港の蟹を満喫する食べ方は?
同じ蟹でも、刺身、茹で、焼き、鍋では味や食感が大きく変わります。
初めて境港を訪れる場合は、どの食べ方が自分に合うのか分からない人もいるでしょう。
目的に合った料理を選べば、限られた食事回数でも満足しやすくなります。
初めてなら蟹丼
境港観光の途中で気軽に蟹を味わいたい人には、紅ズワイガニを使った丼やかにめしが選びやすいです。
殻を長時間むく必要がなく、短い昼食時間でも蟹の身をしっかり食べられる点がメリットです。
店によっては蟹味噌や他の魚介も組み合わせているため、一杯で境港の海鮮を幅広く楽しめます。
- 食べやすい
- ランチ向き
- 比較的手頃
- 観光時間を取りにくい
- 海鮮との組み合わせも楽しめる
蟹そのものなら茹で
蟹本来の味を分かりやすく楽しみたいなら、シンプルな茹で蟹が候補になります。
紅ズワイガニは甘みとみずみずしさを感じやすく、松葉がにはしっかりとした身質と旨味を楽しみやすい傾向があります。
複数種類を食べ比べられる場合は、味だけでなく身の弾力や水分量の違いにも注目すると楽しみが増えます。
| 食べ方 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 刺身 | 繊細な甘み | 鮮度を重視する人 |
| 茹で | 蟹本来の味 | 初めて食べる人 |
| 焼き | 香ばしさが強い | 濃い旨味が好きな人 |
| 蟹すき | だしまで楽しめる | 冬の夕食を楽しむ人 |
| 丼 | 食べやすい | 観光ランチを探す人 |
松葉がにならコース
冬に境港を訪れ、松葉がにを旅の主役にするなら複数の調理法を組み合わせたコース料理が満足しやすいです。
刺身では甘み、焼き蟹では香ばしさ、蟹すきではだしの旨味というように、一杯の蟹でも違った表情を楽しめます。
最後に蟹雑炊まで食べられるコースなら、蟹の身だけでなく溶け出した旨味まで味わえます。
価格は高くなりやすいものの、冬の鳥取旅行ならではの食体験を優先したい人には有力な選択肢です。
境港でおいしい蟹を選ぶなら旬と目的を先に決めよう
境港で蟹を楽しむなら、まず旅行時期に食べられる蟹の種類を確認することが店選びの近道です。
9月から翌6月ごろは境港を代表するベニズワイガニを狙いやすく、丼や定食、茹で蟹など比較的気軽な選択肢があります。
11月から3月ごろの冬は松葉がにのシーズンとなり、刺身や焼き蟹、蟹すきなどを組み合わせた本格的な料理を楽しめます。
水木しげるロード観光と組み合わせるなら駅周辺の店、買い物もしたいなら境港水産物直売センターや大漁市場なかうら周辺が便利です。
一方で蟹そのものを旅の目的にするなら、価格や当日の仕入れ状況を確認したうえで専門的な蟹料理を提供する店を予約すると満足度を高められます。
紅ズワイガニを気軽に食べるのか、冬の松葉がにを豪華に味わうのかを最初に決め、自分の予算と旅行日程に合う境港の蟹を楽しんでみてください。
お歳暮に喜ばれる贅沢な生ずわいがに
