鳥取で観光を楽しむなら、美しい景色や有名スポットを見るだけでなく、その土地ならではのグルメを少しずつ味わう食べ歩きも旅の楽しみに加えたいところです。
鳥取県には海鮮が集まる境港、梨スイーツを楽しめる鳥取砂丘、昔ながらの町並みが残る倉吉など、観光しながら食を満喫できるエリアが各地にあります。
一方で鳥取県は東西に長いため、行きたいスポットを無計画に並べると移動時間が増え、肝心の食べ歩きを十分に楽しめなくなることがあります。
そこで、鳥取の観光で食べ歩きを満喫しやすいおすすめスポットから、名物グルメ、エリアの選び方、モデルコースまで順番に紹介します。
鳥取の観光で食べ歩きしたいおすすめスポット7選
鳥取で食べ歩きを目的に観光するなら、飲食店がまとまっている場所や、名物グルメと観光名所を一緒に楽しめるエリアを選ぶのがおすすめです。
特に水木しげるロードや鳥取砂丘、倉吉白壁土蔵群は、景色や町歩きを楽しみながら複数のグルメを組み合わせやすいのが魅力です。
海鮮を重視するなら賀露や境港、乳製品やスイーツを味わいたいなら大山周辺も候補になります。
水木しげるロード
境港駅から水木しげる記念館方面へ続く水木しげるロードは、鳥取で観光と食べ歩きを組み合わせたい人に特におすすめのエリアです。
妖怪をテーマにしたブロンズ像を見ながら散策でき、通り沿いには飲食店や菓子店、土産物店などが点在しています。
鬼太郎などをモチーフにした菓子をはじめ、スイーツや軽食を楽しめるため、歩くこと自体が観光になります。
境港らしい海鮮料理を提供する店も周辺にあるので、食べ歩きの途中で海鮮丼などを昼食に組み込むのもおすすめです。
| 名称 | 水木しげるロード |
|---|---|
| 特徴 | 妖怪の町並みを歩きながらグルメを楽しめる |
| おすすめグルメ | 妖怪モチーフ菓子・スイーツ・海鮮 |
| 滞在目安 | 2〜4時間程度 |
| 向いている人 | 家族旅行・カップル・初めての鳥取観光 |
| 注意点 | 店舗ごとに営業時間や定休日が異なる |
| 住所 | 鳥取県境港市大正町周辺 |
鳥取砂丘
鳥取を代表する観光地である鳥取砂丘は、絶景を見るだけでなく鳥取らしいスイーツや軽食も楽しめるスポットです。
砂丘周辺には砂丘会館や砂丘センターなどがあり、梨を使ったソフトクリームや砂丘をイメージしたスイーツなどが販売されています。
鳥取県の名産である二十世紀梨を使った飲み物やスイーツを気軽に味わえるため、海鮮とは違った鳥取グルメを楽しみたい人にも向いています。
砂丘散策は想像以上に体力を使うため、食べ歩きは散策の前後に分けると無理なく楽しめます。
| 名称 | 鳥取砂丘 |
|---|---|
| 特徴 | 鳥取を代表する絶景とご当地スイーツ |
| おすすめグルメ | 梨ソフト・砂丘スイーツ・軽食 |
| 滞在目安 | 2〜3時間程度 |
| 向いている人 | 初めて鳥取を訪れる人・絶景好き |
| 注意点 | 砂丘散策用の時間も確保する |
| 住所 | 鳥取県鳥取市福部町湯山 |
倉吉白壁土蔵群
倉吉白壁土蔵群は、白壁と赤瓦が印象的な歴史ある町並みの中を歩きながら、鳥取中部の菓子やスイーツを楽しめるエリアです。
江戸時代から大正時代にかけて建てられた商家や土蔵が残り、町そのものが観光スポットになっているため、ゆっくり歩いて巡る旅行と相性があります。
周辺では打吹公園だんごをはじめ、和菓子や地元の素材を生かしたスイーツなどを探せます。
観光案内所では周辺店舗を確認できるまち歩きマップも用意されているため、到着後に営業中の店を確認すると効率的です。
| 名称 | 倉吉白壁土蔵群 |
|---|---|
| 特徴 | 歴史的な町並みでゆったり食べ歩き |
| おすすめグルメ | 打吹公園だんご・和菓子・スイーツ |
| 滞在目安 | 2〜3時間程度 |
| 向いている人 | 町歩き好き・写真好き・カップル |
| 注意点 | 定休日が店舗ごとに異なる |
| 住所 | 鳥取県倉吉市新町周辺 |
鳥取港海鮮市場かろいち
海の幸を目当てに鳥取へ行くなら、鳥取港のすぐ近くにある鳥取港海鮮市場かろいちは外しにくいスポットです。
市場には鳥取近海で水揚げされた旬の魚介類が並び、鮮魚の買い物だけでなく周辺の飲食店で海鮮料理を楽しめます。
季節によって並ぶ魚が変わるのも魅力で、白イカやカニ、地魚など、その時期ならではの鳥取の味に出会える可能性があります。
鳥取砂丘から車で移動しやすいため、午前中に砂丘を観光して昼食をかろいちで取るコースも組みやすいです。
| 名称 | 鳥取港海鮮市場かろいち |
|---|---|
| 特徴 | 鳥取港の新鮮な魚介を楽しめる市場 |
| おすすめグルメ | 海鮮丼・刺身・旬の魚介 |
| 滞在目安 | 1〜2時間程度 |
| 向いている人 | 海鮮好き・市場好き・家族旅行 |
| 注意点 | 魚市場と飲食店では営業時間が異なる |
| 住所 | 鳥取県鳥取市賀露町西3丁目27-1 |
大山寺参道
鳥取西部で自然とグルメを同時に楽しむなら、大山寺へ続く参道周辺もおすすめです。
参道には鳥取県西部の特産品を販売する店舗や飲食店があり、権現だんごやジェラートなど散策途中に味わいやすいグルメがあります。
大山の雄大な景色を眺めながら過ごせるため、町中の食べ歩きとは違った開放的な時間を楽しめるのも魅力です。
坂道があるため、歩きやすい靴を選び、食事だけでなく大山寺周辺の散策時間も確保しておきましょう。
| 名称 | 大山寺参道 |
|---|---|
| 特徴 | 大山の自然と参道グルメを満喫 |
| おすすめグルメ | 権現だんご・ジェラート・豆腐料理 |
| 滞在目安 | 2〜3時間程度 |
| 向いている人 | 自然好き・ドライブ旅行・カップル |
| 注意点 | 坂道があるため歩きやすい靴がおすすめ |
| 住所 | 鳥取県西伯郡大山町大山周辺 |
大山まきばみるくの里
大山まきばみるくの里は、大山の雄大な風景と乳製品を楽しみたい人に向いている観光施設です。
牧場らしい開放的な雰囲気の中で、新鮮なミルクを生かした料理やデザートを味わえます。
なかでもソフトクリームは大山観光の定番グルメとして知られ、ドライブ途中の休憩にも組み込みやすい一品です。
冬季は休業期間が設けられるため、秋の終わりから春先に訪れる場合は営業状況を事前に確認しましょう。
| 名称 | 大山まきばみるくの里 |
|---|---|
| 特徴 | 大山の景色と乳製品を楽しめる |
| おすすめグルメ | ソフトクリーム・乳製品・デザート |
| 滞在目安 | 1〜2時間程度 |
| 向いている人 | 家族旅行・ドライブ・スイーツ好き |
| 注意点 | 冬季休業期間に注意 |
| 住所 | 鳥取県西伯郡伯耆町小林水無原2-11 |
道の駅琴の浦
鳥取県の東部から西部へドライブしながら観光するなら、途中の食事スポットとして道の駅琴の浦も便利です。
施設内では琴浦町の乳製品や菓子、かまぼこなどが販売され、地域ならではの商品を一度に探せます。
鮮魚売場や飲食店もあり、日本海の海の幸を味わえるのが鳥取らしいポイントです。
水木しげるロードや大山方面へ移動する途中にも立ち寄りやすいため、鳥取横断旅行の休憩場所として活用できます。
| 名称 | 道の駅琴の浦 |
|---|---|
| 特徴 | 琴浦の特産品と海の幸が集まる |
| おすすめグルメ | 海鮮・乳製品・かまぼこ・地元菓子 |
| 滞在目安 | 30分〜1時間程度 |
| 向いている人 | ドライブ旅行・お土産も買いたい人 |
| 注意点 | 店舗によって営業時間が異なる |
| 住所 | 鳥取県東伯郡琴浦町別所1030-1 |
鳥取の食べ歩きで外せない名物グルメ
食べ歩きスポットを決めたら、次は鳥取で何を食べるかを考えておきましょう。
鳥取は日本海の魚介だけでなく、梨、大山の乳製品、牛骨ラーメンなど地域ごとに異なるグルメがあります。
限られた旅行時間で満足度を高めるには、軽食としっかりした食事をバランスよく組み合わせることがポイントです。
海鮮
鳥取のグルメ旅で特に注目したいのが、日本海で水揚げされる魚介類です。
鳥取港周辺や境港では市場と飲食店を組み合わせやすく、旬の魚を使った刺身や海鮮丼などを楽しめます。
季節によって代表的な魚介が変わるため、旬を意識すると鳥取ならではの食体験につながります。
- 松葉がに
- ベニズワイガニ
- 白イカ
- 生マグロ
- 地魚の刺身
- 海鮮丼
梨スイーツ
鳥取県と聞いて梨を思い浮かべる人も多く、観光地では梨を使ったスイーツや飲み物を気軽に楽しめます。
特に鳥取砂丘周辺では梨ソフトクリームや梨ジュースなどを扱う施設があり、砂丘観光後の休憩にも向いています。
生の梨だけでなく、年間を通じて楽しみやすい加工品が充実している点も旅行者にはうれしいポイントです。
| 種類 | 特徴 | 食べる場面 |
|---|---|---|
| 梨ソフト | 爽やかな甘さ | 砂丘散策後 |
| 梨ジュース | 飲みやすい | ドライブ休憩 |
| 梨ゼリー | 持ち歩きやすい | おやつ |
| 梨菓子 | 種類が豊富 | お土産 |
牛骨ラーメン
鳥取県中西部を中心に親しまれているご当地麺料理が牛骨ラーメンです。
牛骨から取ったスープならではの香りとコクが特徴で、海鮮やスイーツとは異なる鳥取グルメを味わえます。
ラーメンは歩きながら食べるものではありませんが、食べ歩き旅の昼食や夕食に組み込めば、鳥取グルメの幅を広げられます。
倉吉や琴浦周辺を巡る予定なら、周辺の牛骨ラーメン店を旅行ルートに加えてみるのもおすすめです。
鳥取でエリア選びに迷ったときの決め方
鳥取県は東西に長く、鳥取市から境港まで県内を大きく移動すると相応の時間が必要です。
そのため、日帰り旅行では行きたい場所を詰め込みすぎず、東部、中部、西部のどこを中心にするか決めることが重要です。
旅行日数と食べたいものからエリアを選ぶと、観光時間を減らさず効率よく食べ歩きを楽しめます。
東部
鳥取県東部は、鳥取砂丘を中心に旅行したい人に向いています。
鳥取砂丘で梨スイーツなどを味わい、鳥取港海鮮市場かろいちへ移動して昼食を取れば、名所と海鮮を一度に楽しめます。
JR鳥取駅周辺には飲食店もあるため、公共交通機関を利用する旅行でも比較的予定を組みやすいエリアです。
- 鳥取砂丘
- 砂の美術館
- 鳥取港
- かろいち
- 鳥取駅周辺
中部
鳥取県中部は、歴史ある町並みを眺めながらゆっくり散策したい人におすすめです。
倉吉白壁土蔵群では和菓子やスイーツを探しながら町を歩けるため、食事だけでなく観光そのものを楽しめます。
琴浦方面まで足を延ばせば海鮮や牛骨ラーメンなども候補になり、中部だけでも幅広い鳥取グルメを組み合わせられます。
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 町歩き | 倉吉白壁土蔵群 |
| 和菓子 | 倉吉市街 |
| 海鮮 | 琴浦 |
| ご当地麺 | 牛骨ラーメン |
西部
鳥取県西部なら、水木しげるロードと大山が観光の中心候補になります。
境港では妖怪をテーマにしたグルメから海鮮まで幅広く楽しめ、大山では乳製品や参道グルメを味わえます。
海と山という全く異なる景観を一日で楽しめるため、レンタカーや自家用車で鳥取を旅行する人には魅力的なエリアです。
食べ歩きを最優先するなら境港、自然の中でゆっくり過ごしたいなら大山に多めの時間を取ると満足しやすくなります。
鳥取の食べ歩きを満喫するモデルコース
鳥取観光では目的地同士の距離を考えてルートを作ると、移動ばかりの旅行になるのを防げます。
日帰りなら同じ地域の観光地を組み合わせ、1泊2日なら東部から西部へ移動するような計画も可能です。
ここでは旅行スタイル別に組みやすいコースを紹介します。
鳥取砂丘コース
初めて鳥取県へ旅行するなら、鳥取砂丘とかろいちを組み合わせるコースが分かりやすくおすすめです。
午前中の比較的動きやすい時間に鳥取砂丘を散策し、休憩しながら梨ソフトなどを味わった後、賀露方面へ移動します。
昼食に海鮮を楽しめば、鳥取を代表する景色と食の両方を半日程度で体験できます。
| 時間帯 | 行程 | 楽しみ方 |
|---|---|---|
| 午前 | 鳥取砂丘 | 砂丘散策 |
| 午前後半 | 砂丘周辺 | 梨スイーツ |
| 昼 | かろいち | 海鮮ランチ |
| 午後 | 鳥取市内 | カフェ・お土産 |
境港コース
歩いてさまざまな店を巡りたい人には、水木しげるロードを中心にした境港コースが向いています。
境港駅周辺から水木しげるロードを進み、妖怪ブロンズ像や土産店を見ながら菓子やスイーツを少しずつ味わいます。
昼には境港の魚介を使った料理を選び、午後から水木しげる記念館などを観光すると一日を過ごしやすくなります。
- 境港駅から散策開始
- 妖怪ブロンズ像巡り
- 妖怪モチーフ菓子
- 境港の海鮮ランチ
- 水木しげる記念館
- 土産店巡り
大山コース
ドライブを楽しみたい人には、大山寺参道と大山まきばみるくの里を組み合わせるコースがおすすめです。
大山寺周辺を散策しながらだんごやジェラートなどを味わい、景色を楽しんだ後に牧場方面へ移動すると効率的です。
みるくの里ではソフトクリームなどの乳製品を楽しめるため、スイーツ中心のグルメ旅にもなります。
天候によって大山の景色や歩きやすさが変化するため、当日の天気を確認して予定を調整すると安心です。
鳥取で食べ歩きをするときに知っておきたいポイント
鳥取の観光地には魅力的な飲食店が多いものの、大都市の繁華街と同じ感覚で訪れると予定どおりに食べられない場合があります。
営業時間や移動距離、季節による違いをあらかじめ把握しておくことで、限られた旅行時間を使いやすくなります。
特に複数エリアを巡る場合は、食べたいものだけでなく移動方法まで含めて計画しましょう。
営業時間を確認する
観光地周辺の飲食店は、夕方になると営業を終了する店舗や曜日によって休業する店舗があります。
水木しげるロードや倉吉白壁土蔵群のように複数の個人店を巡る場合は、すべての店が同じ時間に営業しているわけではありません。
絶対に食べたい商品がある場合は、その店舗を最初に訪れるなど優先順位を付けておくと安心です。
- 営業日
- 開店時間
- ラストオーダー
- 臨時休業
- 季節営業
- 売り切れ
移動時間を考える
鳥取観光で特に注意したいのが、県内の移動距離です。
鳥取砂丘やかろいちは東部、水木しげるロードや大山は西部に位置するため、同日にすべてを巡ろうとすると移動の割合が大きくなります。
1日なら一つの地域、1泊2日なら東部と西部というように、旅行日数に合わせてエリアを絞ると食べ歩きの時間を確保しやすくなります。
| 旅行日数 | 組み方 | おすすめ |
|---|---|---|
| 半日 | 1スポット集中 | 水木しげるロードなど |
| 日帰り | 同一エリア中心 | 砂丘+賀露など |
| 1泊2日 | 2エリア | 東部+西部など |
| 2泊以上 | 県内周遊 | 東部+中部+西部 |
少量ずつ食べる
食べ歩き旅行でありがちな失敗が、最初の店で満腹になることです。
特に海鮮丼や牛骨ラーメンのような一食分の料理を何軒も続けて食べるのは難しいため、食事の合間に小さなスイーツや菓子を組み合わせましょう。
同行者がいる場合は、分けられる商品をシェアすると種類を増やしやすくなります。
朝食を軽めにして午前中から食べ歩きを始める方法も、旅行中に多くの鳥取グルメを楽しみたい人には適しています。
鳥取なら観光も食べ歩きも一緒に楽しめる
鳥取には水木しげるロード、鳥取砂丘、倉吉白壁土蔵群など、観光しながらその地域ならではのグルメに出会えるスポットがそろっています。
海鮮を存分に味わいたいなら鳥取港や境港、梨スイーツなら鳥取砂丘、和菓子を食べながら町歩きをしたいなら倉吉、大山の自然と乳製品なら大山周辺がおすすめです。
初めて鳥取へ行く場合は、東部なら鳥取砂丘とかろいち、西部なら水木しげるロードを中心に組むと、移動を抑えながら観光と食を満喫しやすくなります。
1泊2日以上の旅行なら東部、中部、西部へ範囲を広げることで、海鮮、梨、牛骨ラーメン、乳製品など鳥取の多彩な味を楽しめます。
営業時間や定休日を旅行直前に確認し、気になるグルメを少量ずつ巡りながら、鳥取ならではの景色と食文化を満喫してください。
